毎日の子どもの体調を良く観察してください。朝から37.5℃以上の熱がある、熱が高くなくても、夜眠れなかった、咳が出る、元気がなく顔色が悪い、下痢をしている、食欲がなく機嫌が悪い等の時は、登園前に電話でご相談ください。
保育園で発病したとき
発熱だけでなく、子どもの状態(きげん、食欲、睡眠の様子、せき、呼吸、便など)を考慮して、家庭での安静や受診の必要があると判断した場合は連絡し、お迎えまで看護します。
子どもによっては、平熱の高低がありますので、それによって配慮しますが、38℃を超える場合は医療と安静のため、お迎えをお願いします。
水痘など感染する病気や下痢などの症状の時は、隔離するなど、できるだけ他の子どもへの感染防止に配慮します。緊急を要する場合は保護者に連絡し、園の判断で医療機関を受診することもあります。
病気あけの登園
病気の後、回復の早い場合とそうでない場合とあります。食欲がかなり落ちている、だるそうにしているときは熱が下がってもお休みするよう勧めています。特に高い熱が出た後は、熱がさがっても体の回復には時間がかかります。
また子どもの発熱の特徴から、一度下がり再び上がることがよくあります。高い熱が続いた場合などは目安として、だいたい熱があった期間と同じだけは、休養のため休ませてあげるよう勧めています。また熱はなくても嘔吐や下痢が続いた後は、家庭で食事に配慮して胃腸の回復を待って登園するよう勧めています。
病気あけで登園したときには、お休みの間の様子、発熱、せき、下痢などの症状をお聞きし、体調の変化に注意しながら保育にあたります。
休めない場合のために(病後児保育など)
1歳前後になるとお母さんからの受動免疫がなくなり発病の機会が多くなります。また家庭から集団保育に入った最初の年は「感染のシャワー」を浴びて病気に罹り、登園できない日があります。
入園前に、両親以外の応援態勢をとるよう勧めています。その1つとして病後児保育があります。三鷹市でも病後児保育を実施していますので、仕事の都合などで子どものケアを自宅でできない場合に利用することをお勧めしています。※利用には事前の登録が必要です。
薬について
園では慢性疾患など特別な場合を除き薬のお預かりをしていません。医師に保育園に通園していることを伝え、家庭で投薬できるような方法(登園前後と就寝前の3回、又は朝夕の2回など)を相談して下さい。
通常の保育ができる状態で、なお医師の判断で家庭だけでなく園での与薬が必要な特別な場合は対応します。その場合は医師の「与薬に関する主治医意見書」を提出していただきます。用紙はこちらからお渡しします。
スキンケアで保湿を必要とする場合は「スキンケア依頼書(保護者記入)」を提出していただき、保湿剤をお預かりします。
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