みたか小鳥の森保育園
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子どもの健康のために

 小鳥の森保育園は、めざす子ども像の第一に「心身ともに健康な子ども」をかかげています。健康な身体の基礎をつくっていくために、一人一人の家庭と保育園がよく連携をとり、適切な生活リズムと環境をつくっていくことが大切だと考えています。
  快い睡眠、おいしい食事、活発な外遊び、豊かな室内遊び、順調な排泄、そのどれもが子どもの健康を守り育てるうえで欠かすことができません。全職員がそれぞれの場で子どもの健康を第一に考え保育にあたります。

毎朝のこと

保育園では、子どものきげん・食欲・体調、何か変わったことが無いかなどおうちでの様子を伺って保育にあたります。 毎日の、お子さんの体調や様子の把握のために、下記についておねがいしています。

  • 毎日、体温を測って記録をしてもらいます。
  • 食欲・便・皮膚の状態、目やにや鼻水・せきは多くないかなどを、連絡ノートに記入してもらいます。
  • 毎朝、爪が伸びていないか確認してもらいます。
  • 園で怪我をした場合や、病気の時の連絡先が普段と違う場合は、その日の連絡先を明らかにしてもらっています。特に職場や自宅にいない場合は連絡方法をお聞きします。
  • 体調が悪い(感染症の病気・発熱や風邪症状がある)保護者、または、兄弟姉妹を伴っての送迎の場合は、玄関対応、または、門対応をお願いしています。そのような状況の時はお知らせ下さい。

健康な生活習慣のために

  • 年齢に応じて快食・快便・快眠、遊びリズムをつくっていきます。特に夜間の睡眠時間は保育園での生活に大きな影響があります。朝、快適に一日がスタートできるように早寝早起きを勧めています。
  • 活動しやすい適切な衣服を用意していただき、体調や気温によって調節しています。
  • 食事の後は口の中を清潔にするためにも、麦茶を飲みます。
  • お昼寝から起きると衣類を取り替えます。0歳児は体調をみながら温かいタオルでからだを拭き、清潔にします。汗をかく季節にはシャワーや沐浴をします。
  • 毎日の習慣としての食前の手洗い、排泄後の手洗い、鼻かみ、うがいの仕方など清潔のための習慣づくりを援助します。

身体測定・健康診断・視力測定

  • 身長・体重などの測定値と健康診断や各健診の結果は、「健康の記録」やお手紙で家庭にお知らせします。
    家庭からは予防接種や市の健診(保健センターや病院の健診など)の受診日や結果を記入してもらいます。
  • 三鷹市など自治体から通知のある健診はぜひ受けるよう勧めています。

身体測定
体重、身長は毎月1回(15日頃)測定します。1歳未満児やその他必要な場合は適宜測定します。年2回、カウプ指数をお知らせします。

健康診断
嘱託医(小児科)健診
  • 0歳児の場合は毎月1回定期健診

  • 1歳児以上は年2回(4月と10月)定期健診

  • 誕生月健診(0・1・2歳児)など
歯科健診……年1回
耳鼻科健診…年1回
眼科健診……年1回

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感染症予防のために

 保育園は、抵抗力が弱く身体の機能が未熟な乳幼児も長時間にわたって集団で生活する場です。さまざまな感染症が入れ替わりで流行している集団で生活を始めると、入園1~2年は病気(ほとんどが感染症)にかかることが多くあります。
 通常、感染症にかかって免疫を獲得し、その感染症にかかりにくくなります。予防接種は、ワクチンを接種することにより軽い反応を起こして体内に抗体(抵抗力)をつくり、感染症にかかりにくくしたり、重症化を予防したりすることができます。予防接種は、生後2か月の誕生日から受け始められます。ワクチンで予防できる病気については、計画的に予防接種を受けて予防に努めましょう

予防接種
小鳥の森保育園にいる間(就学前)に受けることをすすめている予防接種
◆定期予防接種
(予防接種法によって、対象者、接種期間などが定められた予防接種:無料)

・インフルエンザ菌b型(ヒブ)…生後2ヵ月~4回接種
・肺炎球菌(PCV13)…生後2ヵ月~4回接種
・四種混合(DPT-IPV)…生後3ヵ月~4回接種
・日本脳炎…3才~3回
・B型肝炎…2か月~3回接種
・BCG…生後5ヵ月~8ヵ月未満 1回接種
・麻しん、風しん(MR)       
 ①1歳以上2歳未満
 ②年長(5歳児クラス)4月~6月がおすすめ
・水痘               
 ①生後12~15ヵ月
 ②1回目から3ヵ月以上あける 2歳までの接種がおすすめ
・ロタウイルス(1価…生後2ヵ月~2回接種、または5価…生後2ヵ月~3回接種)


手洗いと環境設備

すべての感染症予防の基本が職員と子どもの手洗いです。
便や血液を扱う場合は使い捨て手袋を使用します。オムツ交換はペーパーを敷き一人使用ごとに処分しています。
とくに、乳児のなめるおもちゃは、数を多くそろえ、1日2回水洗いと消毒・日光乾燥しています。
その他清掃・清潔の手順に沿って清潔な環境を維持しています


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病気のとき

 毎日の子どもの体調を良く観察してください。朝から37.5℃以上の熱がある、熱が高くなくても、夜眠れなかった、咳が出る、元気がなく顔色が悪い、下痢をしている、食欲がなく機嫌が悪い等の時は、登園前に電話でご相談ください。

保育園で発病したとき
 発熱だけでなく、子どもの状態(きげん、食欲、睡眠の様子、せき、呼吸、便など)を考慮して、家庭での安静や受診の必要があると判断した場合は連絡し、お迎えまで看護します。
 子どもによっては、平熱の高低がありますので、それによって配慮しますが、38℃を超える場合は医療と安静のため、お迎えをお願いします。
 水痘など感染する病気や下痢などの症状の時は、隔離するなど、できるだけ他の子どもへの感染防止に配慮します。緊急を要する場合は保護者に連絡し、園の判断で医療機関を受診することもあります。

病気あけの登園
 病気の後、回復の早い場合とそうでない場合とあります。食欲がかなり落ちている、だるそうにしているときは熱が下がってもお休みするよう勧めています。特に高い熱が出た後は、熱がさがっても体の回復には時間がかかります。
  また子どもの発熱の特徴から、一度下がり再び上がることがよくあります。高い熱が続いた場合などは目安として、だいたい熱があった期間と同じだけは、休養のため休ませてあげるよう勧めています。また熱はなくても嘔吐や下痢が続いた後は、家庭で食事に配慮して胃腸の回復を待って登園するよう勧めています。
  病気あけで登園したときには、お休みの間の様子、発熱、せき、下痢などの症状をお聞きし、体調の変化に注意しながら保育にあたります。

休めない場合のために(病後児保育など)
 1歳前後になるとお母さんからの受動免疫がなくなり発病の機会が多くなります。また家庭から集団保育に入った最初の年は「感染のシャワー」を浴びて病気に罹り、登園できない日があります。
 入園前に、両親以外の応援態勢をとるよう勧めています。その1つとして病後児保育があります。三鷹市でも病後児保育を実施していますので、仕事の都合などで子どものケアを自宅でできない場合に利用することをお勧めしています。※利用には事前の登録が必要です。

薬について

 園では慢性疾患など特別な場合を除き薬のお預かりをしていません。医師に保育園に通園していることを伝え、家庭で投薬できるような方法(登園前後と就寝前の3回、又は朝夕の2回など)を相談して下さい。
 通常の保育ができる状態で、なお医師の判断で家庭だけでなく園での与薬が必要な特別な場合は対応します。その場合は医師の「与薬に関する主治医意見書」を提出していただきます。用紙はこちらからお渡しします。
 スキンケアで保湿を必要とする場合は「スキンケア依頼書(保護者記入)」を提出していただき、保湿剤をお預かりします。


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伝染する病気の登園基準

新型コロナウイルス感染症…発症後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまで
インフルエンザ…発症した後5日を経過し、かつ解熱した後3日を経過していること
百日咳…特有の咳が消失していること又は5日間の適正は抗菌薬による治療が終了していること
麻しん(はしか)
…解熱した後3日を経過していること
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)…耳下腺、顎下腺、舌下腺の膨張が発現してから5日を経過し、かつ全身状態が良好になっていること
風しん…発疹が消失していること
水痘(水ぼうそう)…すべての発疹が痂皮化(かさぶたになる)していること
咽頭結膜熱(プール熱)…発熱、充血等の主な症状が消失した後、2日を経過していること
流行性角結膜炎…結膜炎の症状が消失していること
結核…医師により感染の恐れがないと認められていること
腸管出血性大腸菌感染症(O157など) …医師により感染のおそれがないと認められていること
急性出血性結膜炎 …医師により感染のおそれがないと認められていること
髄膜炎菌性髄膜炎…医師により感染のおそれがないと認められていること
溶連菌感染症…抗菌薬内服後24~48時間経過していること
マイコプラズマ肺炎…発熱や激しい咳が治まっていること
手足口病…発熱や口腔内の水疱・潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれること
伝染性紅斑(リンゴ病) …全身状態がよいこと
ウイルス性胃腸炎(ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルス等) …嘔吐、下痢等の症状が治まり、普段の食事がとれること
ヘルパンギーナ…発熱や口腔内の水疱・潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれること
RSウイルス感染症…呼吸器症状が消失し、全身状態がよいこと
帯状疱疹…すべての発疹が痂皮化(かさぶたになる)していること
突発性発疹…解熱し機嫌が良く、全身状態が良いこと

※上記の病気については、主治医の診断を受けてから登園するようお願いしています。
※家族がうつる病気に罹った場合、またそうした人と濃厚に接触した場合も、知らせてもらいます。

[学校感染症及び流行性疾患登園届]をご提出下さい



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事故の予防

 子ども事故は、子どもの発達や行動について理解し、環境の中の危険因子を除去もしくは改善するなど、対策を早めに講じることで防止可能な部分が少なくありません。
 保育園では「ヒヤリハット報告」を行い、大きな事故になる前に早く気づいて改善につなげられるように取り組んでいます。
  • 園では、登降園時の自転車での転倒事故防止に、ヘルメット着用を勧めています。また、安全基準を満たしているかどうかなど、安全性を考えた遊具の提供を心がけています
保育園で怪我をした場合
 けがの状態によっては保護者に連絡して園から受診します。
 病気やけがで、園から受診する場合、保護者にも病院にきていただき、職員といっしょに医師から直接説明を聞くよう勧めています。

健康教育

健康で安全な生活を送るためには、子ども自身が自分の身体に興味を持ち、身を守るための方法を知ることが大切です。日々の生活の中でも伝えていますが、感染症が流行する時期やその時々の子どもの姿から、必要に応じた内容でお話しをしています。 クラスや年齢別に行う健康教育は、主に幼児クラスで行います。絵カードやペープサートを用い、会話でのやりとりの中で考え、理解を深められるようにしています。 (内容例…歯の健康・風邪予防・手の洗い方・花粉症・心についてなど) 乳児クラスでは、個別の発達に合わせて対応をしています。 (内容例…虫歯予防のパネルシアター・手洗いを一緒に・ぶくぶくうがいなど)

パネルシアター「ムッシュバンをやっつけろ」を見ている2歳児
パネルシアター「ムッシュバンをやっつけろ」を見ている2歳児

食物アレルギーへの対応

食物アレルギーと診断され、医師により、保育園でも特定の食物について除去する必要があると判断された場合は、医師が記入した「生活管理指導表」に従って対応いたします。
医師の診断がない場合の食物除去は行っていません。

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