心身ともに健康な子どもを育てるうえで、基本となる生活リズムを家庭と協力しながらつくっていきます。食べたい、眠りたいなどの生理的な欲求をまわりの大人がしっかり受け止め、24時間を通してその子にあった日課を組み立てていきます。こうした中で、情緒も安定し意欲が生まれ、豊かな遊びへとつながっていくと考えます。
わらべうたは、日本で歌い継がれてきた子育ての歌です。まわりの大人が、赤ちゃんや子どもに語りかける言葉には自然なリズムと抑揚があり、そうした語りかけの響きとリズムがうたとなって、歌い継がれたものです。また、わらべうたには、ほめる、叱る、喜ぶ、励ます、助け合うなど子育ての知識もはいっています。目と目を合わせ、遊びを伴いながら、保育士はいつもわらべうたをうたっています。